3.おぎのやのロゴデザインについて
こんばんは。
GWも四日目(ですよね?)、皆さんはどうお過ごしでしょうか。
筆者は今日のお昼ごろ軽井沢から埼玉県に帰ってまいりました。
1泊2日という小旅行ではありましたが、とても楽しかったです。
そういえば、今回の旅行は高速道路を利用し、車で移動したのですが、
帰宅途中に横川インターにある「おぎのや」という釜飯屋さんに寄りました。
結構有名な釜飯屋さんらしいので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。
テイクアウトして自宅で昼食としていただいたのですが、大変美味しかったです。
さて、前置きが長すぎてただの日記になってしまいそうなので、
そろそろ本題に入らせていただきます。
今回はせっかくですので、筆者の時事ネタを題材にして行こうと思います。
ということで、今回の題材はこちら
「おぎのや」のロゴデザインについて考えて行こうと思います。
しかしこのロゴデザイン、ただの時事ネタと侮ることなかれ。
筆者の浅はかな理由ももちろんありますが、この「おぎのや」のロゴデザインには
ロゴデザインにおける萌え要素?と言いますか、筆者的な感動ポイントのようなものが
きちんとあったので、こうしてブログの題材として扱うことにしたのです。
なので今回は、その辺りを掘り下げて書いていこうと思います。
まず、ロゴのデザインを大まかに説明すると、
4つの要素が田んぼ型に並んでおり、内3つが四角いのに対し、
左下のみが円形になっていますね。(四角もそれぞれ違ってはいるのですが)
一つだけ違う要素を入れる、というのは単調になりすぎない感じがして筆者は好きです。
このロゴをパッと見たときの筆者の感想は
「なんかおしゃれだなー」といった感じでしょうか。
雑の極みな感想ですが、本当にそんな感じなので、ここは正直にいかせていただきます。
とはいえこんな感想だけ言っていても仕方ないので、今度はこの要素たちを
それぞれ見て、考えていきましょう。
まず、このロゴデザインで印象的なのは、左下のお釜の蓋ですね。
アンパンマンに出てくるキャラクター「かまめしどん」が頭に乗っけているアレです。
最近ではお釜自体があまり使われていないので、筆者的にも馴染みは薄いのですが、
釜飯といえばこの形を連想するのは難しくはないでしょう。
では、逆にいうと、この左下以外の3つの四角。
皆さんはこの四角たち、何を表しているかわかりますか?
筆者は最初見たとき
「なんかかっこいいから適当においてるんじゃ?」と思っていたのですが。
調べてみるとこの四角、「峠」という漢字を表しているそうなんです。
峠という漢字を3つに分けて、この四角に配置してみるとわかりやすいですね。
こんな感じになります。
「あー確かに峠っぽい!」ってなりますよね(筆者はなりました)
しかし、ここで「なぜ峠?」と疑問に思う方も多いと思います。
そこでさらに調べてみると、そもそもおぎのやは、昔は駅弁屋さんだったのだそうで、
横川駅から軽井沢へ向かう途中の碓氷峠を超えるために、横川駅で電車の車両を
専用のものに変更する際の停車時間を利用し、「峠の釜飯」を売り出したのが
有名になるきっかけなのだとか。
看板や公式サイトにも「峠の釜めし本舗」というフレーズが多く使用されています。
つまり、「峠」というのはおぎのやにとってのシンボル的存在なわけです。
このおぎのやのロゴは、「峠」というシンボルをデフォルメして、
主張しすぎず、しかしきちんと取り入れられた素晴らしいデザインだったんですね。
いつかこういった、考えていけばいくほど味わいの増すスルメのようなデザインを
作れるようなデザイナーになりたいものです。
ということで、今回はおぎのやのロゴデザインについて考えてみましたが
皆さん、いかがでしたでしょうか?
筆者はこのさりげないシンボライズに気づいた瞬間、本当に感動してしまいまして、
居ても立ってもいられず、他に書こうと思っていた題材があったにも関わらず
こうして夜中にブログを更新してしまいました。
こういう、ちょっとした拘りに結構弱かったりします。
気づいた瞬間の、このなんともいえない感覚が堪りません。
また、今回おぎのやのロゴデザインの説明をした際に使用した画像は、
筆者が既存のロゴをPhotoshopで模写して作成したものになります。
基本的に、ネットから拾ってきた画像は使用しないようにしているため、
ブログ内で使用する写真や画像は、全て自作や模写になります。
フリー素材などであれば使用することもあるかもしれませんが、
その際も素材を使用した旨を本文中かあとがきに記載させていただきます。
自作している分、画質が荒かったり、ロゴ単体の画像をお見せできなかったりと
不便な点が多くあるかと思われますが、ご容赦いただければ幸いです。
ご理解のほどよろしくお願いします。
それでは今回はこの辺りで失礼します。
皆さん、休みが続いておりますが寝不足には十分お気をつけください。
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